大阪・淀屋橋の弁護士ブログ

大阪淀屋橋駅の近くの事務所で働く弁護士の記録 ホームページはhttp://yodoyabashibengoshi.web.fc2.com/

2015年01月

 判例紹介 調停での合意で面接交流が認められたのに、元妻が子供に面接させてくれない場合に、債務不履行責任に基づく損害賠償請求が認められた事案(東京高等裁判所平成22年3月3日家庭裁判所月報63巻3号116頁)□ 事案   面接交渉の調停における合意に違反し ...

1 労働者か個人事業主かの区別が問題となった判例1事案  運送業者と運送委託契約に基づき運送業務に従事していた者(以下、「原告ら」という。)たちで構成される労働組合が、会社に団体交渉を申し入れたところ、会社が労働組合に該当しないなどとして、団体交渉を拒否す ...

大阪地方裁判所平成25年6月21日判決労働判例1081号19頁 1   事案      会社の業務関連情報を私物の記録媒体に電磁的記録として記録し、社外に持ち出す行為は、 懲戒解雇事由である「外に漏らさないこと」に該当しないとされた事例。2   判旨       ...

関連記事 ブラック事務所の見分け方ブラック企業を定義してみる 弁護士として働いていると、いろいろな会社の衰亡を目の当たりにすることになる。   以外に多いのが、ワンマン社長がカリスマ性、強力(強引?)なリーダーシップで急成長させた会社が、あっけなく倒産して ...

   阪神大震災が起こった1995年、私は小学生で、京都に住んでいた。早朝に目がさめ、2段ベットがゆれているのに気づいた。 ゆれが非常に長く、また、大きかったので、ただ事ではないと思った。小学校に行った後、図書館の本棚がすべて倒れており、クラスメートが地震 ...

 検察官と裁判官は、 共に公務員ということもあってか、少なくとも外部から見る限り、仲間意識を持っているのではないか、と感じる。特に刑事裁判官と公判担当の検察官などは、毎日のように顔を合わせるため、独特の仲間意識を持っている。   弁護士は、人権擁護、反権力 ...

  弁護士の仕事のうち、比重が大きいのが、調査業務である。調査業務には、次の2種類がある。 ① 判例、条文、論文等の法的調査 ② 事実関係の裏取り、証拠収集等の事実に関する調査 ①は、新司出身の弁護士は、法科大学院で大量にやらされる。②は、新司試、旧司に限 ...

1  かつて、私は、中坊公平弁護士の名前を朝日新聞でよく目にした。私の記憶によれば、確か中坊氏は、朝日新聞でコラムを書いていたと思う。また、私は、子供の頃に正義は勝つという、織田裕二が弁護士を演じるドラマがあった。同じく私が子供のころに興じた人生ゲームとい ...

 関連記事 離婚に関する基礎知識      離婚調停でもめやすいのが、財産分与と面接交流。面接交流については、特に連れ去りがおきるようなこともあり、激しい争いとなることが多い。 実務的な交渉テクニックとして、面接交流の点で譲歩する代わりに、財産分与の点で、相 ...

株券のない株式に対する執行手続1 差押の対象物   「株式」(株主たる地位に基づく諸々の権利の総体)である東京地方裁判所平成4年6月26日決定)である。2  根拠条文は何か  民事執行法上の根拠条文は、民事執行法167条(その他の財産権に対する強制執行)で ...

  弁護士は皆忙しそうにしている。 忙しい忙しいと平気で口に出すし(本来は好ましいものではないのかもしれない)、実際に、予定が詰まっていて大変と言う人は多い。全サラリーマンの平均的労働時間よりは、弁護士の労働時間は長いような気がする。 弁護士の労働時間が長 ...

離婚についての基礎知識の続き1 まれにですが、婚姻期間中に、夫婦の一方がもう一方に対して、財産を贈与されることがあります。例えば、比較的資産に余裕のある夫が妻に対して、結婚中稼いだお金から購入した不動産を贈与されることがあります。この場合、当該不動産につ ...

関連記事 離婚調停のこと1  離婚したい時、次の手段があります。   ① 協議離婚   ② 法律的な手続を用いた離婚  2 協議離婚について  多くの夫婦は、①の協議離婚の方法で離婚します。②の手段を使うのは、一方が離婚したくない、と言っているときや、財産の分け ...

  弁護士と裁判官が一緒に飲むということは多くある。私が嫌だなと感じるのは、裁判官が弁護士と飲むときになどにもろに自らのエリート意識を出すことである。例えば、裁判官は、飲みながら弁護士の作る書面がいかに要件事実的になっていないか、ということを平気で弁護士に ...

1 論点の所在  うつ病等の精神疾患にかかっている疑いがある社員が、遅刻や勤務時間中の居眠りなどがひどくなっており、懲戒処分を検討しているが、問題はないか。2 結論  次の最高裁判決からすれば、懲戒処分等を出す前に、健康診断を実施する等の措置をとったうえ ...

関連記事 弁護士とパソコン弁護士センセイ    比較的多くの弁護士が、実名でtwitterをしている。弁護士がtwitterをすることにより、 メリットデメリットは以下の通りと考えられる。□ メリット   宣伝になる。  面識のない人に会ったときの話題になる。□ デメリ ...

   実務上、不動産の賃貸借契約書が締結されていないというケースがたまにある。   そのようなケースでは、そもそも家賃の滞納があるかどうか、分からないことが多い。地主側としては、家賃滞納しているとして、支払を求める内容証明郵便などを送ることが考えられるが、 ...

1 論点の所在  賃料増減額確認請求訴訟の確定判決の既判力は、いつの時点の賃料額に係る判断について生じるか。2 原審の立場  当事者が請求の趣旨において特に期間を限定しない限り,形成権である賃料増減請求権の行使により賃料の増額又は減額がされた日から事実審 ...

 弁護士が提出した証拠を、裁判官が不要と判断することは実務上多い。また、裁判官は、よく弁護士の書面に対して、争点に関係のないことは書くなと意見をする。加えて裁判官は、不要な証拠、特に人証はできる限り排除しようとする。例えば、人証を多く申請すると、裁判所都 ...

 私は、京都出身である。京都は、昔から所謂左寄りの意見が強い地域であったように思う。京都では、共産党が選挙に強く、共産党出身の蜷川虎三氏が、7期28年間も、知事を務めた。 そのせいもあってか、私が受けた学校教育においても、いわゆる左よりの教育が行われてい ...

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