1 政治ネタを一つ。
2 安部首相の政策目標の一つに、戦後レジームの脱却というものがある。かかる戦後レジームの脱却という言葉の意味につき、政治的な文脈においては、安部総理の言う戦後レジームの脱却とは、日本国憲法を廃止し、再度憲法を作り直すことであることは間違いないように思われる。
3 一方で、JA全中等農協改革に着手し、着実に実行していることからして、安部首相らの真意はともかく(私には、安部首相は経済政策に興味がないように思える。)、戦後レジームの脱却という政策が、現在の政権においては、少なくとも戦後日本の平等かつ社会主義的な経済体制を否定する方向性を有していることは明らかであるように思われる。
4 安部総理及びその近しい人物らは、戦後レジームなる体制は、戦後日本国憲法の下において創られたものであり、戦前のレジーム=体制とは連続性がなく、むしろ戦前の体制とは異質な制度であると考えているものと思われる。安部総理らの認識においては、戦前と戦後に連続性はなく、戦前と戦後は、断絶しているものと考えられる。だからこそ、彼らにとっては、日本国憲法を廃止又は改変すること=戦後レジームの脱却を意味するものと考えられる。
5 しかし、既に数多くの研究において、日本の戦後体制は、少なくとも経済的な意味においては、1940年に出来上がった、1940年体制と呼ばれる総力戦体制を基礎としていると指摘されている。そして、同じく現在の歴史研究においては、1940年に完成した1940年体制と呼ばれる総力戦体制は、満州事変後の満州国において、当時の革新官僚らの手によって実験的に実施された、社会主義的、平等主義的な制度を基礎としていることが指摘されている。
6 そして、満州国における社会主義的、平等主義的な制度の導入及び実施につき、重要な役割を果たしたのが、安部首相の祖父である岸信介である。この点で、戦後日本のレジームなるものが、少なくとも経済的な文脈においては、安部首相の祖父である岸信介の作ったレジームといえるのである。
7 よって、安部首相自身意識しているかは不明確であるが、戦後レジームからの脱却という政策目標を完遂した場合、安部首相は、自らの祖父の作り上げた体制を否定することになる。安部首相自身、かかる結果を望んでいるのか、疑問ではある。
2 安部首相の政策目標の一つに、戦後レジームの脱却というものがある。かかる戦後レジームの脱却という言葉の意味につき、政治的な文脈においては、安部総理の言う戦後レジームの脱却とは、日本国憲法を廃止し、再度憲法を作り直すことであることは間違いないように思われる。
3 一方で、JA全中等農協改革に着手し、着実に実行していることからして、安部首相らの真意はともかく(私には、安部首相は経済政策に興味がないように思える。)、戦後レジームの脱却という政策が、現在の政権においては、少なくとも戦後日本の平等かつ社会主義的な経済体制を否定する方向性を有していることは明らかであるように思われる。
4 安部総理及びその近しい人物らは、戦後レジームなる体制は、戦後日本国憲法の下において創られたものであり、戦前のレジーム=体制とは連続性がなく、むしろ戦前の体制とは異質な制度であると考えているものと思われる。安部総理らの認識においては、戦前と戦後に連続性はなく、戦前と戦後は、断絶しているものと考えられる。だからこそ、彼らにとっては、日本国憲法を廃止又は改変すること=戦後レジームの脱却を意味するものと考えられる。
5 しかし、既に数多くの研究において、日本の戦後体制は、少なくとも経済的な意味においては、1940年に出来上がった、1940年体制と呼ばれる総力戦体制を基礎としていると指摘されている。そして、同じく現在の歴史研究においては、1940年に完成した1940年体制と呼ばれる総力戦体制は、満州事変後の満州国において、当時の革新官僚らの手によって実験的に実施された、社会主義的、平等主義的な制度を基礎としていることが指摘されている。
6 そして、満州国における社会主義的、平等主義的な制度の導入及び実施につき、重要な役割を果たしたのが、安部首相の祖父である岸信介である。この点で、戦後日本のレジームなるものが、少なくとも経済的な文脈においては、安部首相の祖父である岸信介の作ったレジームといえるのである。
7 よって、安部首相自身意識しているかは不明確であるが、戦後レジームからの脱却という政策目標を完遂した場合、安部首相は、自らの祖父の作り上げた体制を否定することになる。安部首相自身、かかる結果を望んでいるのか、疑問ではある。
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