私は、京都出身である。京都は、昔から所謂左寄りの意見が強い地域であったように思う。京都では、共産党が選挙に強く、共産党出身の蜷川虎三氏が、7期28年間も、知事を務めた。 そのせいもあってか、私が受けた学校教育においても、いわゆる左よりの教育が行われていたように思う。学校の先生も、日教組に入っている人が多かった。
 小学校、中学校における修学旅行も、遊びに行くというよりは、歴史教育の側面が強かった。中学校の修学旅行では、長崎の原爆資料館を見に行った。
 今でも、京都には、いわゆるリベラルな人が多いのではないか、という気がする。特に弁護士には、リベラルな立場の人が多かった。どういうわけか、京都地裁からは革新的な判決が出されることも多い。 
 私は、個人的には、京都の閉鎖的な空気とリベラルな空気が合わさった何とも言えない空気が好きではある。私は、若干左よりの思想を持っている。
 一方で、大阪は、中小の自営業者の方が多いせいか、右よりの論調が強い。私の祖母も、そうである。弁護士も、必然的に右よりの立場の人が増えてくることになる。弁護士として働くには、やはり右よりの立場にいた方が、働きやすいのかもしれない。