退職した労働者が集団で、残業代の請求を求めて会社を訴えるケースがある。会社としては、望外の残業代の支払義務を負う可能性があり、注意が必要である。
 
  仮に、月100時間残業時間が認められる労働者が、20人で過去2年分の残業代請求を行ったとする。時給2000円として計算すると、100時間×2000円×24月×20人=9600万円となる。
   このような巨額の残業代請求訴訟が行われた場合、体力のない中小企業であれば、一気に債務超過に陥ってしまう。支払えない場合、労働者から債権者破産の申し立てがなされて、会社が破産するリスクもある。

  よって、退職した人には気持ちよく辞めてもらうべきである。例えば、月並みではあるが、送別会を開いてあげるとかである。気持ちよく送りだしてあげれば、会社を訴えようという気持ちも起きない。

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