大阪・淀屋橋の弁護士ブログ

大阪淀屋橋駅の近くの事務所で働く弁護士の記録 ホームページはhttp://yodoyabashibengoshi.web.fc2.com/

カテゴリ:裁判官

私は、もともと裁判官の言うことは、殆ど聞かないし、信用もしていない。そして、最近、以前にもまして、裁判官の言うことが信用できなくなっている。仕事のできない裁判官が多すぎるからである。 まず事案が把握できない裁判官。少なくとも双方の代理人は、事案を完璧に理 ...

 最近、裁判官の仕事振りに本当にいらだつことが多い。 裁判官の多くが、記録を細かく読めていない。記録を読んでいないにもかかわらず、期日では、したり顔で偉そうな発言をする。 偉そうな発言をするだけならまだいい。事案が頭に全く入っていないのに、請求棄却を匂わ ...

  私は、自分の事件の担当裁判官は、優秀ではないことを前提に事件処理を行っている。裁判官は赤子と思え、という教えにあるとおり、弁護士の仕事は、裁判官に事件のことを教えることにある。そのような弁護士の仕事内容からすると、裁判官は優秀だなどと考えていると、お ...

簡易裁判所の裁判官について書く。 業界の人間には、すでに公知の事実であるが、簡易裁判所の裁判官は、司法試験に合格していない(司法試験に合格した、若手の判示補も簡易裁判所の判示であったりするのであるが、実際には、殆ど簡易裁判所の事件を担当しない。)。彼らは、 ...

以前同じような 記事を書いた記憶があるが、裁判官にもレベルの差は歴然としてある。どの程度差があるかというと、例えばトップクラスの裁判官(調査官解説を書くような人達)と出世コースから明らかに外れた、弁護士からの評判も芳しくない裁判官とでは、幽々白書という漫画の ...

  裁判員裁判制度導入の際、私は、私自身、メディア等でどのような議論がなされていたのかは、記憶にない。唯一記憶に残っているのが、榊原英資氏の「陪審員は最悪の制度、アメリカの真似をすればよいと思っている関係者が多すぎる。」という発言である。その裁判員裁判が、 ...

   裁判員裁判に対する法律実務家からの批判のうち、多いのが量刑に対する批判である。具体的には、  ①量刑を決定すべき際に、考慮すべきではない事情を考慮している  ②または考慮すべき事情のうち、ある事情を重く考慮しすぎている、という点である。なぜ、裁判員裁判 ...

 私が担当している案件ではないが、事務所の他の弁護士が担当している案件での出来事を書く。その案件では、事務所の他の弁護士が、被告側代理人に就任した。第1回期日前に、大阪地裁〇〇民事部の書記官から事務所に電話がかかってきた。書記官は、電話で「第1回期日で次 ...

 検察官と裁判官は、 共に公務員ということもあってか、少なくとも外部から見る限り、仲間意識を持っているのではないか、と感じる。特に刑事裁判官と公判担当の検察官などは、毎日のように顔を合わせるため、独特の仲間意識を持っている。   弁護士は、人権擁護、反権力 ...

  弁護士と裁判官が一緒に飲むということは多くある。私が嫌だなと感じるのは、裁判官が弁護士と飲むときになどにもろに自らのエリート意識を出すことである。例えば、裁判官は、飲みながら弁護士の作る書面がいかに要件事実的になっていないか、ということを平気で弁護士に ...

 弁護士が提出した証拠を、裁判官が不要と判断することは実務上多い。また、裁判官は、よく弁護士の書面に対して、争点に関係のないことは書くなと意見をする。加えて裁判官は、不要な証拠、特に人証はできる限り排除しようとする。例えば、人証を多く申請すると、裁判所都 ...

  裁判官は、弁護士に「長い準備書面を書くな」とか文句を言っている。今回は、逆に裁判官に対する私の文句を書く。  ① ろくに証拠・主張が揃っていない段階で、結論を決め付けるのはやめてほしい。  ② 記録はちゃんと読みましょう。よく記録をちゃんと読めていない ...

  法曹界の常識(?)のひとつとして、裁判官は弁護士よりも優秀というものがある。特に、司法修習生および登録後間もない弁護士に、そのような意識を持つ人が多い。そもそも裁判官も弁護士も星の数ほどいるわけで、そのような比較に意味があるかどうかはわからない。しかし ...

裁判官は、よく弁護士の悪口を言う。「説得すればよいのに」とか「あの先生は、フットワークの軽い先生ではない」とか。私は、修習中、裁判官が弁護士に対する悪口を言うのを聞いて、修習生の中から選ばれた裁判官は、やはり優秀なのだなと感じるとともに、代理人弁護士の弁 ...

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