修習生向けに、就職を避けた方がよい事務所について書く。 数年前、過払いばかりやっている事務所への就職は避けた方がよいと言われていた。私は、現在では、交通事故ばかりやっている事務所への就職を避けるべきと考える。これは、被害者の交通事故を扱う事務所も、損保の代 ...
カテゴリ:交通事故
保険会社の不払いの問題について②
1 一度、私ではないが、知り合いの弁護士(以下、「A弁護士」という。)が担当している事件で、弁護士費用特約の支払いについて起こったトラブルを書く。伝聞になるが、内容の迫真性および衝撃の強さから、真実である蓋然性は高いものと考えられる。2 その案件は、 ...
損保マニュアル②
今回は、被害者側の代理人として、加害者側の損保会社の社員と、示談交渉を行う際の対応を検討する。 損保社員の示談代行サービスについては、非弁行為に該当するかどうかが問題となる。 損保会社側の、示談代行サービスが非弁行為に該当しないというロジックは、損保会 ...
損保マニュアル
現在、いくつか交通事故案件を抱えており、弁護士特約の支払いも含め、損保会社の社員とやり取りを行うことが多い。そして、損保会社の対応に、私は、大変な憤りを感じている。今後、弁護士費用特約の支払い等も含め、損保社員に対する対応策を可能な限り記していきたい。 ...
損保会社と非弁提携
損保弁と弁護士費用特約と、弁護士倫理の問題について書く。 交通事故で弁護士費用特約を使用する場合、損保会社から弁護士の紹介を受けることができる。この場合、紹介を受ける弁護士は、弁護士費用特約の損保会社と、提携契約を交わしている。そして、損保会社の弁護士費用 ...
交通事故訴訟
関連記事通院日数と後遺障害 交通事故訴訟は、比較的期が若い弁護士が担当することが多いと言われる。比較的簡単だからという。しかし、いざやってみると、これが結構難しい。特に後遺障害の等級認定が絡むと、手間も増え、損害賠償の金額も増加するので、事件としての ...
等級認定と通院日数
鞭打ちで後遺障害等級を獲得するのに、ポイントの一つとして、通院日数が十分か、という点がある。 たとえば、通院開始から症状固定までに1年かかったとして、その間の実通院日数が、30日等であれば、後遺障害の等級獲得は、結構厳しいものとなる。 交通事故の場 ...