大阪・淀屋橋の弁護士ブログ

大阪淀屋橋駅の近くの事務所で働く弁護士の記録 ホームページはhttp://yodoyabashibengoshi.web.fc2.com/

2015年06月

1   一度、私ではないが、知り合いの弁護士(以下、「A弁護士」という。)が担当している事件で、弁護士費用特約の支払いについて起こったトラブルを書く。伝聞になるが、内容の迫真性および衝撃の強さから、真実である蓋然性は高いものと考えられる。2   その案件は、 ...

  経験年数を経るにつれ、皆弁護士としてすれはじめてくる。そして、弁護士がすれる最大の理由が、クライアントとの関係である。いわゆる救えないクライアントというのは、結構な割合でいる。 何回資料を持参するように指示をしても、数ヶ月、酷いときは半年も持参しない ...

1 インターネット上の表現と名誉毀損  最高裁第二小法廷平成24年3月23日判決判時2147号61頁2  判旨   「(1)ある記事の意味内容が他人の社会的評価を低下させるものであるかどうかは、一般の読者の普通の注意と読み方を基準として判断すべきものである(最高裁 ...

簡易裁判所の裁判官について書く。 業界の人間には、すでに公知の事実であるが、簡易裁判所の裁判官は、司法試験に合格していない(司法試験に合格した、若手の判示補も簡易裁判所の判示であったりするのであるが、実際には、殆ど簡易裁判所の事件を担当しない。)。彼らは、 ...

以前同じような 記事を書いた記憶があるが、裁判官にもレベルの差は歴然としてある。どの程度差があるかというと、例えばトップクラスの裁判官(調査官解説を書くような人達)と出世コースから明らかに外れた、弁護士からの評判も芳しくない裁判官とでは、幽々白書という漫画の ...

損保弁と損保会社の問題点について書く。 交通事故の被害者側の代理人として、訴訟活動を行っていると、和解の場面で、しばしば加害者側の代理人=損保弁が、保険会社は、裁判所の和解案に了承しているが、本人の了承が得られていない、と発言することがある。 しかし、例え今 ...

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