大阪・淀屋橋の弁護士ブログ

大阪淀屋橋駅の近くの事務所で働く弁護士の記録 ホームページはhttp://yodoyabashibengoshi.web.fc2.com/

2015年03月

 私は、京都出身である。現在はどうか分からないが、私が子供の頃の京都は、共産党の力が非常に強かったので、小学校・中学校においては、かなり左寄りの教育が行われていた。  よって、テストの点数を競うことが悪いという風潮は強かった。   私は、中学校から進学塾に通 ...

 大学生1年生の時、日本語テクスト分析という授業を受講した。教官は、文学界で一定の地位のある評論家の人で、主に和辻哲郎や、村上春樹らの小説に関する批評を、講義していくというものであった。授業の一コマで、教官が大正時代の青年の精神構造と、村上春樹の小説に出 ...

  古い分類であるが、弁護士の分け方として、ブルジョワ弁護士=ブル弁と、左翼系弁護士という分け方がなされることがある。   ここで、興味深いのが、いわゆる左翼系の弁護士であるからと言って、収入が低い、というわけではないことである。青法協に参加しているような事 ...

 損保弁と弁護士倫理に関する問題について書く。交通事故の被害者側の代理人として、加害者を被告として訴訟を提起する場合、加害者の代理人には、加害者の加入する損保会社が紹介した代理人(=損保弁)がつくことが多い。そして、訴訟を進めていくと、損保弁は、加害者本人 ...

 最近、司法制度改革審議会における曽根綾子氏の発言を読み返している。曽根氏は、ことあるごとに、法律家の文章がなっていないと述べる。しかし、法律家の文章と小説家の文章が違うことは、自明の理である。法律家の文章は、小説家からすれば、悪文に見えるであろう。 私 ...

 引き続き損害保険会社と業務提携契約(顧問契約か?)を結んでいる弁護士に対し、損害保険会社が交通事故案件を紹介していることの問題点について書く。はっきり言って、着手金15万円及び成功報酬なし、という報酬体系では、まともに弁護活動を行おうとすれば、およそ赤 ...

京都産業大学大学院法務研究科の学生募集停止の決定に寄せて ついに、というか、よく今までもったなという印象である。研究科長が、募集停止決定を受け色々書いているけど、正直何がいいたいのか分からない。負けたけど、無駄ではなかったみたいなことが書いてある。ここに ...

損保弁と弁護士費用特約と、弁護士倫理の問題について書く。 交通事故で弁護士費用特約を使用する場合、損保会社から弁護士の紹介を受けることができる。この場合、紹介を受ける弁護士は、弁護士費用特約の損保会社と、提携契約を交わしている。そして、損保会社の弁護士費用 ...

 損害保険会社には、お抱えの弁護士(以下、「損保弁」)がいる。保険金不払い訴訟などを行うと、損保弁が出てくる。彼らの訴訟活動は、極めてひどい。保険会社の免責要件についての立証責任が損害保険会社にあると述べる最高裁判例を引用して、支払要件が原告にある等と平 ...

 法律事務所の経営において、事務所をどこに構えるか、は、重要なポイントととなる。特に、事務所を裁判所の近くに構えるのか、それともその他の都市の中心部に構えるのか、が問題となることが多い。 一般的には、弁護士は、法律事務所を、裁判所の近くに構える。裁判所に ...

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