安倍首相「執行面で難しい」ピケティ氏提言の資産課税強化について(J-CASTニュース) ピケティ氏の格差解消のために資産課税を強化すベきという見方に対し、安倍首相が執行面で難しいと述べた、というもの。ピケティ氏は、ベストセラー「21世紀の資本論」の著者と ...
2015年01月
熊本大学法科大学院募集停止
熊本大法科大学院、募集停止へ 16年度で調整 (熊本日日新聞) 補助金6割に減らされたのが大きかった模様。公務員試験受験生の取り込みなどの対策も無駄に終わった様子。九州は、 久留米・鹿児島に続いて3校目か? ...
ネット上の名誉毀損に関する事件(特にグーグルに関する問題)
関連記事 ネット上の名誉毀損 ネット関係の仕事を行う際、注意しなければならないのが、当該サービスについて、日本にある支社が当該サービスを管理する権限を有しているか、という点である。 例えば、グーグルの運営するブログサービスであるBloggerなどは、グ ...
回転率の高い仕事
弁護士の仕事にも、短期間でクロージングに至る仕事はある。そのような仕事は、回転率の高い仕事と言えるかもしれない。 まず、M&Aのデューデリジェンスの仕事などは、1ヶ月程度で終了し結構な額の報酬が発生する。よって回転率が高く、かつ実入りのよい仕事となる。 ...
ソクラティスメソッドでマインドを作ると言う話
随想 テスティモニーから引用。 「ソクラティック・メソッドは度胸がつき、強い緊張感があるので、どんな場面でも、落ち着いて対処できるマインドを作ることができた。ロースクールは批判にさらされているが、その良さを伝え、より良くする仕組みを作っていくべきだ」( ...
法曹養成制度改革顧問会議第13回会議議事録についての感想
法曹養成制度改革顧問会議第13回会議議事録について、気になったことを書く。 今回は、法曹人口及び法曹需要に関する調査結果について紹介があったようである。その中で、中小企業が顧問料として弁護士に払ってもいい金額についての調査結果が月984万4000円であったという ...
非弁の行政書士センセイなどについてつらつらと書く
弁護士法第72条 「弁護士でない者は,報酬を得る目的で訴訟事件,非訟事件及び審査請求,異議申立て,再 審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定,代理,仲裁若し くは和解その他の法律事務を取扱い,またはこれらの周旋をすることを業と ...
ブラック事務所に対する対応策
ブラック事務所の特徴の一つとして「違法行為を平気で行う」という特徴がある。 原因は、ボスの金に対する汚さにある。つまり、ボスが利益至上主義→利益のために、違法行為も平気でする→イソ弁にも違法行為を行うことを明示又は黙示に強要する→ブラックになるというサ ...
法曹養成制度改革顧問会議第14回議事録の感想
関連記事 法曹養成制度改革顧問会議第13回議事録の感想 第14回会議の内容がアップされていました。以下、気になったことを記す。 吉戒顧問は、法曹需要が減少することは、念頭に置いていないのだろうか。吉戒顧問が、将来的に法曹需要が減少しないということの根拠 ...
弁護士会のレターケース
大阪弁護士会では、各弁護士1名ごとに、レターケースが割り当てられいる。そして、レターケースの中に、何々弁護士が移籍しました、とか、何々弁護士が加入しましたという法律事務所作成のお知らせが入っている。 新規登録弁護士の方が加入したことに関するお知らせ ...
日本テレビ女性アナウンサーの内定取消について法的な検討
Nテレビから内定を得たA氏が、過去に銀座でホステスのアルバイトをしていた経験があることを理由に、日本テレビから内定を取り消された事案に関する検討 1 NテレビとA氏の間の法律関係について (1) 結論 解約権留保付労働契約であると考えられる。 ...
大手法律事務所に頼む際の注意点
関連記事 法律事務所のビジネスモデル ここで言う大手とは、ビジネス系の大手(いわゆる4大法律事務所) ではなく、一般民事を扱う大手の法律事務所を言う。大手法律事務所に依頼する場合の問題点について書きたい。 本来事件は一件一件異なっているまったく同じ事 ...
法律事務所のビジネスモデル
1 同業者から評判の悪い法律事務所がある。依頼者から不当に金を取りすぎる事務所であったり、およそ正当な弁護活動を行わない事務所である。 しかし、それらの事務所のビジネスモデルは、一般企業の常識に照らせば、至極当たり前のものであることが多い。2 例えば、 ...
続ブラック法律事務所の見分け方
引き続きブラック法律事務所の見分け方について書く。 大阪などの大規模単位会では、他の弁護士事務所の評判は、 入ってこない。従って、指導担当等に、就職を検討している事務所について、あの事務所はどうなんですか、などと聞いても、知らない、ということになりがち ...
司法試験と大学受験等の比較②
関連記事 司法試験と大学受験等の比較 高校受験、大学受験では、いわゆる勉強しない人がおり、それが多数派であったと思う。一方で、司法試験受験生には、勉強しない人は、殆どいなかった。皆、一日10時間程度勉強するのが通常であった。旧司法試験時代には、一日10時 ...
ブラック法律事務所に見られる共通項
一般社会におけるブラック企業と法律事務所におけるブラック事務所の概念は違っている。法律事務所は、殆どの事務所が長時間労働であり、残業代が出ず、また、社会保険等も備わっていない。もっとも、司法修習生が確実に就職を避けるべき事務所は存在しており、そのような ...
大物弁護士の懲戒
今月号の自由と正義に某大物弁護士が懲戒されたと掲載されていた。雑誌社とのメールが、資料として提出されていたようである。何で発覚したのか?また、大手の先生は、雑誌社とつながりが太いんだなと思った。 ...
ブラック法律事務所の見分け方
本日は、司法修習生の人に向けて、ブラック法律事務所の見分け方についての記事を書く。① OBと仲が良いか 弁護士が法律事務所に、いつまでも留まることは稀である。従って、その法律事務所を辞めた弁護士がいること自体は、その事務所がブラックな法律事務所であ ...
弁護士会館
大阪弁護士会館は、昔のビックリマンチョコのような独特の形をしている。 非常にセンスのある建物であり、センスがありすぎて、転売とか再利用とかはおよそ不可能であると思われる。 この建物を建設するための負担金として、大阪弁護士会に入会する弁護士は、一律46万 ...
ブラック企業を定義してみる
いかなる企業がブラック企業については、定義が不明確であるように思う。そこで、私なりにブラック企業について考察をしたい。 私は、ブラック企業は、労働者が提供する労力、リスク等に対する対価が、提供した労力に比較して著しく低い場合をブラック企業というと考える ...