イギリスで、国民投票で、EUを離脱する、との国民投票決議が可決されたとのことである。 アメリカでは、トランプが共和党代表として、大統領選に出るとのことである。トランプの台頭と、イギリスのEU離脱は、自分の国さえよければいい、という人が増えてきたことを意味する。いずれも、欧米において、グローバリズムへの反動が始まった、という文脈で理解すべきである。歴史の大きなターニングポイントに直面しているのだろう。今後、世界史が、どう展開していくのか、気になるところである。トランプの主張は、ヒトラーの主張と共通性を有している。1930年代と類似の流れで、歴史が展開していくと思われる。経済的には、格差是正の動きが強くなっていき、政治的には、自由を制限する動きが強くなっていくと思われる。第三次世界大戦が始まるかは、分からない。しかし、激動の時代が始まることは、間違いがない。