1 現在、法科大学院制度は、志願者の減少により瀕死の状況にある。そして、法科大学院への志願者が減少した原因のひとつには、多くの弁護士による徹底的な法科大学院制度及び弁護士の経済的現状についてのネガティブキャンペーンがある。法科大学院制度の大幅な志願者減という結果は、弁護士の、国家権力に対する戦いの戦果ともいいうる。
2 そして、法科大学院制度の次は、同じく司法制度改革によって創設された法テラスが、弁護士から攻撃を受けるであろうことは、容易に予測できる。私も、現状の法テラスのわれわれ弁護士に対する極めて不当な扱いを考えれば、法テラスに対しては、徹底的に戦う姿勢を見せるべきであると考える。
3 では、いかにして、法テラスと戦えばよいのか。
4 法テラスは、言い尽くされているが、個々の弁護士の善意の協力によって支えられている制度である。よって、法テラスに対しては、原則として、個々の弁護士が協力しないという方法が、もっとも単純かつ有力な対抗手段となる。
5 個々の弁護士が法テラスに対する協力を拒絶する場合、①まず、法テラスと契約しないという完全に法テラスへの協力を拒絶する方法と②法テラスと契約するが、法テラスの案件は、最低限のサービスしかしないという、やや緩やかに法テラスへの協力を拒絶する方法が考えられる。
6 ②の方法をとる場合、弁護士倫理との抵触が問題となる。しかし、金も払わずに、良質のサービスを受けたいという人間は、やはり徹底的に批判されるべきである。当然、無料相談の回答内容などは、ある程度、有料の相談における回答と質を下げることも許容されるべきであろう。
7 法テラスについては、最近思うことが多いので、今後、継続的に書いていきたい。
2 そして、法科大学院制度の次は、同じく司法制度改革によって創設された法テラスが、弁護士から攻撃を受けるであろうことは、容易に予測できる。私も、現状の法テラスのわれわれ弁護士に対する極めて不当な扱いを考えれば、法テラスに対しては、徹底的に戦う姿勢を見せるべきであると考える。
3 では、いかにして、法テラスと戦えばよいのか。
4 法テラスは、言い尽くされているが、個々の弁護士の善意の協力によって支えられている制度である。よって、法テラスに対しては、原則として、個々の弁護士が協力しないという方法が、もっとも単純かつ有力な対抗手段となる。
5 個々の弁護士が法テラスに対する協力を拒絶する場合、①まず、法テラスと契約しないという完全に法テラスへの協力を拒絶する方法と②法テラスと契約するが、法テラスの案件は、最低限のサービスしかしないという、やや緩やかに法テラスへの協力を拒絶する方法が考えられる。
6 ②の方法をとる場合、弁護士倫理との抵触が問題となる。しかし、金も払わずに、良質のサービスを受けたいという人間は、やはり徹底的に批判されるべきである。当然、無料相談の回答内容などは、ある程度、有料の相談における回答と質を下げることも許容されるべきであろう。
7 法テラスについては、最近思うことが多いので、今後、継続的に書いていきたい。
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