2005年2月に、富士火災海上保険に対する金融庁の検査により、自動車保険の特約に、不当な不払いがあったことが判明、発覚したのがキッカケで、保険会社の不払いの問題が社会問題となった。金融庁は、多くの保険会社に対し、業務停止命令等の一定の行政処分を行った。
しかし、現在においても、保険会社による、きわめて悪質な保険金不払いの事例が多数存在していることは、間違いがないと考えられる。では、保険会社の不払いの問題に対して、法律家として、どのように対応すべきか。 私は、現在、保険会社の社員個人の法的責任を問えるようなスキームがないか、 考えている。
たとえば、本来、支払いが行われるべきケースで、保険会社の社員が支払えませんと虚偽の説明を行ったケースで、保険会社社員個人に対し、刑事責任を負わせられないか。また、保険会社の会社の代表取締役に対し、個人責任を問えないか。 保険会社は、金融庁を軽く見ているふしがあり、金融庁による行政処分では、損保会社の体質は、変わらない。行政処分よりも強い制裁が必要と考えられる。
しかし、現在においても、保険会社による、きわめて悪質な保険金不払いの事例が多数存在していることは、間違いがないと考えられる。では、保険会社の不払いの問題に対して、法律家として、どのように対応すべきか。 私は、現在、保険会社の社員個人の法的責任を問えるようなスキームがないか、 考えている。
たとえば、本来、支払いが行われるべきケースで、保険会社の社員が支払えませんと虚偽の説明を行ったケースで、保険会社社員個人に対し、刑事責任を負わせられないか。また、保険会社の会社の代表取締役に対し、個人責任を問えないか。 保険会社は、金融庁を軽く見ているふしがあり、金融庁による行政処分では、損保会社の体質は、変わらない。行政処分よりも強い制裁が必要と考えられる。
コメント
コメント一覧 (2)
今日の記事に感銘を受けました。
弁護士さんに強い行動を取り続けていただくことでしか
改善することのない問題であることは言うまでもありません。
これらは不払い問題だけでなく、はびこるブラック企業の手法と
まったく手口は同じだと思います。
姑息な相手にはとことん責任を追及する姿勢。
これが大事なんですよね?
先生のような弁護士さんが全国に少しでも増えて欲しいと
願ってやみません。
先生のご活躍を遠いところから応援いたします。
福岡の一般人 より
違法行為について、責任を追及するのは当然と思います。
個人的には、不払いの問題は、損保社員個人の刑事責任を問うべき
と考えています。