今まで、このブログの訪問者が平均して70人くらいだったのに、昨日の訪問者数が350人を超えた。著名な先生のtwitterに晒され、いや、紹介して頂いていたようである。紹介されたのは、大阪弁護士会職員の平均年収について論じた記事であった。コメント欄で、過去の会派の会報において、弁護士会職員の平均年収が400万円から500万円の間と紹介されていた、との情報をいただいた。仮に、平均年収400万から500万の間という情報が正しいとすると、問題は職員数の多さであるように思う。
   また、人件費に限らず大阪弁護士会の支出に無駄が多すぎるのではないか、という疑念はやはり拭えない。
   たとえば、弁護士会職員の採用試験を受けた人の当日の試験の手ごたえについて書いたブログが、ネットで検索すると出てくる(2008年の記事だが)。そして、そのブログには、試験会場で昼休みに弁当が出てびっくりした、しかも、弁当の内容が、ローストビーフ、さば、えび、ブロッコリー、にんじん、しゃけごはん、卵焼き、鶏のから揚げ、ミニトマト、コロッケと超豪華だった、と書いてある。こういう事例を見ると、ほかにも無駄使いしてるのではないか、と疑わざるをえない。
  最近のOBAに、各会員に支出の使い道について説明する連載が掲載されていた。恐らく、記事を書いた人は、個々の会員に、会費負担についての理解を求めるという趣旨で、あの記事を書かれたのだと思う。しかし、誠に申し訳ないが、個々の会員が、あの連載を読んで、納得したかは疑問である。
  私は、正直あの連載を読んで、苛立ちが増しただけであった。Q&A方式で、大阪弁護士会の支出の使い道について解説するというものであったが、問いを立てているにもかかわらず、全く問いに答えていない記載があった。加えて詭弁としか言いようのない記載すら見られたからである。