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ブラック企業を定義してみる

 弁護士として働いていると、いろいろな会社の衰亡を目の当たりにすることになる。

   以外に多いのが、ワンマン社長がカリスマ性、強力(強引?)なリーダーシップで急成長させた会社が、あっけなく倒産してしまう様である。
 
   このようなワンマン経営の終焉のパターンの理由として、社員の忠誠心が低い点がよく上げられる。確かに、社員が社長に内乱を起こして、あれこれもめているうちに、経営が悪化し倒産してしまうことはよくある。

   しかし、ワンマン企業があっけなく倒産してしまう理由としては、ワンマン社長の金銭感覚のなさ、すなわち社長が金を使いすぎることも要因であることが多い。ワンマン経営の会社では、利益が出ているにもかかわらず、なぜか資金繰りが自転車操業となっていたりするが、社長が会社のお金で、無駄なもの(私用のベンツなど)を買っている等社長による金の使いすぎが理由であることが多い。

  次に、なぜ、ワンマン社長が金を使いすぎるのか、金銭感覚がないのか。ワンマン社長が会社の金銭を自由に使用できる権力を持っていることもそうだが、私は、ワンマン社長の中には、実はADHDの人が多くいるのではないか、と考えている。

  たとえば、某ブラック企業の代名詞の社長。発言から私は、彼は、ADHDではないかと疑っている。ADHD的な創造性やエネルギーなどが、創業時には有効に機能するのかもしれない。しかし、事業を長続きさせることには、向いていないように感じる。
 
   なお、ADHDについては、次のブログが参考になる。

意味不明な人々