弁護士は皆忙しそうにしている。
 忙しい忙しいと平気で口に出すし(本来は好ましいものではないのかもしれない)、実際に、予定が詰まっていて大変と言う人は多い。全サラリーマンの平均的労働時間よりは、弁護士の労働時間は長いような気がする。
 弁護士の労働時間が長いのは、解決困難な問題が比較的多く発生することもあるのかもしれない。難しい論点についての調査などを抱えていると、早く解決したいという思いからか、どうしても長時間労働をしがちとなる。
 一方で、労働時間の長さと収入とが、必ずしも比例しない。請求額が少額でも手間がかかったり、難しい事件が一定の割合で存在するからである。 この点も、この仕事の難しさであるように思う。




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