関連記事 司法試験予備校の問題点 

  司法試験予備校の問題点として、問題を作る人材が足りていないということがある。資格試験予備校は司法試験のみでなく、どの資格試験に関しても同じ問題を抱えているように思える。
 大学受験に関していえば、本屋で、大量の参考書や問題集が陳列されており、その質も、総じて高い。
一方で司法試験については、予備校が作成した問題集が出版されてはいるものの、数が少ない。質も択一に関する問題集はともかく論文に関する問題集は本試験には到底及ばない。
考えてみれば、大学受験の予備校が数十万人の高校生をターゲットにしている一方で、司法試験予備校は、たかだか数万人の受験生をターゲットにしているのだから、両者の出版する参考書及び問題集の類に、差があっても当然である。
しかし両者の差は大きい(特に質の点で)小規模な市場で、しかも購買者に金がないにもかかわらず、高品質な商品が出て回るということ自体無理というものである。
司法試験業界における見込み客は、ロー制度導入後、更に縮小してしまったので、状況の改善は見込めないのかもしれない。