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  司法試験を難しくしている一つの要因として、精神的なプレッシャーの大きさがある。
 高校入試、大学入試のようないわゆる入学試験では、基本的に複数校の受験が可能である。従って、仮に第一志望の学校に落ちたとしても志望校に全滅しない限り、社会的経済的にダメージを受けることは司法試験に比べれば少ない。
 そして、高校受験にしても大学受験にしても、滑り止めを受けることが可能であるので、第一志望にこだわらない限り、人生の次のステップに進めないということは、少ない。
 一方で、司法試験受験生は、司法試験に合格するか、撤退して就職するしか、人生の次のステップに進むことができない。そして、司法試験に合格できなかった場合の社会的経済的なダメージは、大学受験等で志望校に合格できなかった場合の比ではないほど大きい。
 以上より、司法試験受験生は、とてつもないプレッシャーを抱えて、司法試験本番及び準備に望むことになる。この精神的プレッシャーのきつさが、司法試験を難しくしている一因であるように思う。