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日本一難しいと言われる(た?)司法試験の性質を考えてみる。

① 勉強量が多い
   大学受験とはくらべものにならない。現在、私は公認会計士の勉強をかじっているが、公認会計士試験と比較しても、圧倒的に司法試験の方が量が多い。

② 書くことに比重が置かれている
     旧司法試験の論文式試験のように、論述オンリーの試験というのは、実は少ないのかもしれない。その他の資格試験では、計算問題があるケースも多い。 

③ 一つのミスが致命傷になる。
      一つ間違えると後が全部だめになるということがある。

④ 正解が分かりづらい
   学者の書いた試験解説ですら、多々間違いが見られる。

⑤ どうすれば試験(特に論文)ができるようになるのか分かりづらい。
    
      思いつくまでに色々挙げてみたが、④⑤が、一番司法試験を難しくしている要因のように思える。正確な解が分からないから、指導者としてもどのように指導してよいか分からないという部分があるように感じる。